就職の話>ファーストフードでのアルバイトの悪いところ
私が学生時代にアルバイトしていたのはとある
ファーストフード店でした。
街中からちょっと外れた郊外のショッピングセンター内にあって、
お客さんはほどほど。
ピーク時こそ忙しいものの、
それ以外の時間は割りと暇をしていることが多い店でした。
私の主な仕事はキッチンでハンバーガーを作ることでした。
最初の頃は一つ一つマニュアルにしたがって研修をしなければ、
新しい仕事をさせてもらえません。
頻繁に変わるメニューにあわせたそれぞれのセットの方法、
ポテトに振り掛ける塩、ハンバーガにかけるソース、
使用するレタスの量もすべてグラム単位で暗記します。
覚えた手の頃は一つ一つ思い出しながらの作業なので
時間がかかりますが、それでも慣れてくると、
指先で正確な量で調理することができるようになります。
そして、1年も勤めればハンバーガー1つ作ってお客様に提供するまで
わずか10秒程度でできるようになりました。
数年勤めると私はアルバイトに仕事を教える立場になり、
在庫の管理や発注などもこなすようになったのですが、
給料は最低賃金です。
チェーン店で儲かっていないファーストフードというのは
給料の面で恵まれないものですね。
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